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外壁塗装をするにはもう手遅れ?劣化しすぎた外壁の修繕方法や工期・費用を解説

外壁塗装 手遅れ アイキャッチ

外壁は美観を保つだけではなく、建物の安全性を確保するうえでも重要な役割を担います。しかし、外壁塗装によるメンテナンスをしないまま放置しつづけていると、外壁の表面だけでなく、下地にある柱や板材にまで深刻なダメージが及んでしまい、「外壁塗装をするには手遅れ」の状態になってしまうかもしれません。

それでは、手遅れになった状態とはどんな状態を指すのでしょうか?
また、外壁塗装では手遅れになってしまった場合にはどのような工事が必要になるのでしょうか?

この記事では、「外壁塗装をするには手遅れ」になった外壁の特徴や、その場合に必要な工事などについて解説していきます。

「我が家の外壁はもう手遅れ?」とお悩みの方は、ぜひこの記事を参考に外壁の状況を確認してみてください。

「外壁塗装をするには手遅れ」の状態とは?

まずは外壁の特徴とメンテナンスをせずに放置している年数を参考に、手遅れかどうかを確認する方法を解説します。

手遅れになった外壁の特徴

外壁塗装では補えない状態とは、外壁が雨水や風から建物を守れなくなっている状態を指します。具体的には、以下のような状態であれば、外壁塗装をするには手遅れとなっている可能性が高いです。

  • ひどい雨漏りが発生している
  • 外壁に大きな穴やひび割れ、欠損が発生していて、下地部分が露出している
  • 外壁材が大きく浮いたり、はがれたり、反ったりしている
  • 外壁の下にある断熱材が傷んでいる
  • カビ・コケなどが建物内部の木材まで繁殖している

一方で、以下のようなケースでは、外壁塗装をすることで補修できる可能性があります。

  • 少量の雨漏りが発生している
  • 外壁の一部がひび割れている
  • 外壁の色が変わったり、あせたり、ツヤがなくなっている
  • 外壁の表面にうっすら粉が発生している
  • カビ・コケなどが外壁表面に繁殖している
  • 外壁にサビが発生している
  • 外壁のコーキング剤がべたついている

外壁塗装をするには手遅れの状態になってしまうと、修繕するのに多額の費用や長い工期を要します。一方で、異常や劣化をなるべく早めに対処すれば、修繕コストを抑えられるだけでなく、家を安全に長く使い続けることができます。

上記の特徴に一つでもあてはまるものがあれば、ぜひお近くの塗装専門店まで早めに点検を依頼することをオススメ致します!

メンテナンスをせずに放置している年数

外壁塗装によるメンテナンスをせずに外壁を放置している年数からも、手遅れかどうかの見通しを立てることができます。

一般的には、建物の築年数が築10年を超えたタイミングで、外壁塗装によるメンテナンスを検討した方が良いでしょう。

何もメンテナンスをしないまま、築30〜40年以上の年数が経過してしまっていると、外壁塗装をするには手遅れとなっている可能性があります。

ただし、塗料の種類や外壁素材の耐用年数、施工を担当した職人の技術力などによって外壁の状態は大きく変わるため、年数だけで正確な判断をすることはできないため、家を購入してから30〜40年以上何もメンテナンスをされていない方は、ぜひこの機会に点検を実施してみてください!

塗装業者による診断が必要

これまで、外壁の状況や放置している年数から、外壁塗装をするには手遅れかどうかを確認する方法について紹介してきました。

しかしこれはあくまで目安であり、より正確な判断をするためには、塗装の専門家による診断が必須です。

「我が家の外壁に少し異常があるけど、放置して良いものなの?」
「外壁のリフォームをせずに何十年も放置してしまっている」
「もう手遅れになっていないか心配…」
とお悩みの方は、一度お近くの外壁塗装業者に点検を依頼することをおすすめします。

福岡県にお住まいの方は、無料で相談ができる弊社までお気軽にお問い合わせください。
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手遅れになった外壁の対処方法とは?

それでは、「外壁塗装をするには手遅れ」な状態になったら、マイホームはどうなってしまうのでしょうか?

この場合、外壁塗装以外の工事を通して、外壁や内側の部材のメンテナンスや張り替え工事を行うことになります。

主な工事の手法は、以下の2種類です。

  • カバー工法・重ね張り
  • 張り替え

ここからは、これらの手法に関する概要や施工内容・工期、費用などについて詳しく解説していきます。

カバー工法・重ね張りとは?

さっそく、外壁塗装が手遅れになった場合の工事について見ていきましょう。

この章では、カバー工法・重ね張りの概要や施工内容・工期、費用などについて紹介していきます。

カバー工法・重ね張りの概要

カバー工法・重ね張りとは、もともとの外壁の上に、新しい外壁材を張る工法のことです。

外壁材がALC(軽量気泡コンクリート建材)やモルタルなどである場合によく利用されており、工期や費用を抑えながら外壁の美観や保護機能を一定程度回復することができる方法として知られています。

カバー工法・重ね張りを行うメリットとしては、以下の4点が挙げられます。

  • 防音性が向上する:
    外壁が二重になることで、防音性が向上し、室内で快適に過ごすことができるようになります。
  • 断熱性が向上する:
    外壁を重ねることで壁と壁の間に空気の層が作られるため、断熱性が向上します。そのため、室外の天候にかかわらず、室温をキープすることができます。
  • 工期の短縮・費用の削減ができる:
    もともとある外壁の上から外壁材を張るため、外壁の解体や撤去、処分などの手間や費用がかかりません。そのため、張り替えよりも工期が短く、費用を抑えることができます。
  • 美観が回復する:
    新しい外壁材を張ることで、外壁のデザインを一新することができるため、新築同様の美観を得ることができます。

一方で、カバー工法・重ね張りには、いくつかデメリットもあります。具体的には以下の4点です。

  • 内部の老朽化が進行する:
    カバー工法・重ね張りは、あくまでもともとの外壁の上に新しい外壁材を張っているに過ぎないため、既存の外壁の劣化や下地の不具合をそのままにすると、後々大きな問題になる可能性があります。施工前にしっかりと診断・補修を行うことが重要です。
  • 耐震性が落ちる:
    外壁材が増えると、建物そのものの重量が増します。建物は重いほど地震で揺れやすくなるため、耐震性が落ちることになります。しかし、近年は軽量な外壁材(例えば、金属系サイディングなど)も多く、適切な材料を選ぶことで影響を最小限に抑えられます。
  • 選べる外壁材が限定的になる:
    もともとの外壁に新しい外壁材を重ねる必要があるため、軽いものの中から選ばなければなりません。軽量で入手しやすく、耐用年数の高い外壁材となると、主に金属系や樹脂系のサイディングに限定されます。
  • カバー工法・重ね張りができないケースがある:
    もともとの外壁の劣化が著しい場合や構造上の問題がある場合には、カバー工法・重ね張りをすることができません。

カバー工法・重ね張りの施工内容・工期

カバー工法・重ね張りには、「足場の組み立て・養生」「破損部分の補修」「防水紙・胴縁などの部品の取り付け」「カバーの取り付け」「足場の解体」などの工程が含まれます。

それぞれの施工内容について、簡単に流れを説明していきます。

  • 足場の組み立て・養生:
    作業のために外壁周辺に足場を組んだり、ビニールなどを用いて養生します。
  • 破損部分の補修:
    もともとの外壁に劣化部分がある場合は、必要に応じて補修を行います。
  • 防水紙・胴縁などの部品の取り付け:
    雨漏りリスクを低減するための防水紙や、外壁を留める際の下地となる胴縁などの部品を取り付けます。
  • 新しい外壁材の取り付け:
    胴縁に新しい外壁材を取り付けます。このとき、シーリング材などを用いて隙間を埋めていきます
  • 足場・養生の撤去:
    足場や養生など、工事に使ったものを撤去します。

カバー工法・重ね張りを行う際の工期の目安は、14〜21日(2〜3週間)程度です。

ただし、詳しい施工内容や工期は外壁の状況や面積などによって変わります。
正確な施工内容や工期については、専門家の現場確認の際に設定することになるため、あくまで目安としてご参考にしてください。

カバー工法・重ね張りの費用

30坪2階建ての住宅を想定した場合、カバー工法・重ね張りの費用は150万円〜220万円程度になることが多いです。

一方、詳しい費用は外壁の状況や面積などによって変わるため、正確に知りたい場合は塗装業者による現場確認が必要になります。あくまで目安としてご理解ください。

張り替えとは?

ここからは、外壁の張り替え工事を行う際の概要や施工内容・工期、費用などについて紹介していきます。

張り替えの概要

張り替えとは、もともとの外壁を取り除いたうえで、新しい外壁材を施工する工法のことです。
工期や費用は一定程度かかるものの、異常や劣化の根本解決ができる工事方法です。

張り替えを行うメリットとしては、以下の4点が挙げられます。

  • 異常や劣化の根本解決ができる:
    もともとの外壁材を撤去して、外壁材の内側にある防水シートや断熱材などの下地部分まで補修することができるため、異常や劣化を根本的に解決することができます。劣化状況が激しくカバー工法・重ね張りができない場合にも、張り替えなら問題に対処することができます。
  • 耐震性・耐久性が向上する:
    カバー工法・重ね張りの場合、外壁を重ねて張るため建物の重量が増し、耐震性が落ちます。一方、張り替えの場合は外壁そのものを取り換えるため、建物の重量が変わりません。それだけでなく、劣化した下地部分を修繕することで、耐震性や耐久性が向上します。
  • さまざまな選択肢の中から希望に沿った外壁を選べる:
    外壁そのものを全く新しいものに取り換えるため、幅広い選択肢の中から希望に合う条件の外壁を選ぶことが可能です。
  • 新築同様の外壁になる:
    外壁そのものを一新することになるため、美観だけでなく、強度なども新築同様になります。そのため、マイホームを末永く安心して使うことができるでしょう。

一方で、張り替えには、いくつかデメリットもあります。具体的には以下の3点です。

  • 費用が高額になる:
    外壁の解体や撤去、処分を行うにあたって、外壁塗装やカバー工法・重ね張りなどの手法と比べて費用が高額になります。
  • 工期が長くなる:
    外壁の解体や撤去、処分などの作業を行うため、他の手法と比べて工期も長くなります。
  • 張り替えができないケースがある:
    塗料を吹きつけて仕上げるモルタルなどの場合、構造上の制約やコストの面から現実的に張り替えを行うのが難しい場合があります。

張り替えの施工内容・工期

張り替えには、「足場の組み立て・養生」「既存の外壁の撤去」「外壁内部の確認と補修」「新しい外壁材の取り付け」「足場・養生の撤去」などの工程が含まれます。

それぞれの施工内容について、簡単に流れを説明していきます。

  • 足場の組み立て・養生:
    作業のために外壁周辺に足場を組んだり、ビニールなどを用いて養生します。
  • 既存の外壁の撤去:
    もともとの外壁をはがして撤去します。
  • 外壁内部の確認と補修:
    外壁の内側にある下地や構造体の劣化状況を確認し、必要に応じて補修します。
  • 新しい外壁材の取り付け:
    新しい外壁材を取り付けます。このとき、シーリング材などを用いて隙間を埋めていきます
  • 足場・養生の撤去:
    足場や養生など、工事に使ったものを撤去します。

張り替えを行う際の工期の目安は、14〜30日(2週間から1カ月)程度です。

ただし、詳しい施工内容や工期は外壁の状況や面積などによって変わります。
正確な施工内容や工期については、専門家の現場確認の際に設定することになるため、あくまで目安として参考にしてください。

張り替えの費用

それでは、張り替えの相場価格はどのくらいなのでしょうか?

30坪2階建ての住宅を想定した場合、張り替えの費用は180万円〜280万円程度になることが多いです。

一方、詳しい費用は外壁の状況や面積などによって変わるため、正確に知りたい場合は塗装業者による現場確認が必要になります。

手遅れになる前に外壁塗装をするのがおすすめ

外壁塗装が手遅れになった場合、カバー工法・重ね張りや張り替えなどの手法で対処することが必要です。一方で、これらの手法は外壁塗装と比べて費用が高く、工期も長くかかってしまいます。

手遅れになる前に、外壁塗装によるメンテナンスを行うことで、コストや工期を抑えることができます。また、外壁の損傷が小さいうちに都度修繕ができるため、建物をいつでも安全に保つことができます。

費用の目安※1 工期の目安 安全性
外壁塗装 50~150万円※2 7~10日※3 定期的に外壁塗装を行うことで、建物の安全性を保つことができる
カバー工法・重ね塗り 150~220万円 14~21日 一部の課題解決ができるが、外壁内部の老朽化が進行してしまう
張り替え 180~280万円 14~30日 異常や劣化を根本的に解決し、新築同様の安全性が得られる

※1:一般的な30坪2階建ての住宅で比較する場合の相場価格
※2:外壁塗装のみを行う場合(屋根塗装も行う場合には、70~200万円程度)
※3:外壁塗装のみを行う場合(屋根塗装も行う場合には、10~14日程度)

外壁点検は塗りプロにおまかせください

大切なマイホームの外壁を放置していると、外壁塗装をするには手遅れになってしまう可能性があります。手遅れになる前に、近隣の外壁塗装業者に点検の依頼をするようにしましょう。

弊社では、福岡県近隣にお住まいの方で、外壁にお悩みのお客様に、無料点検を実施しております。

「もう10年以上メンテナンスしていないけど、うちの外壁は大丈夫?」
「少し雨漏りしてきているけど、内部が傷んでないか心配…」
「修理する前に手遅れになっていないか確認してほしい」
などのお悩みを抱えている方は、ぜひ一度弊社塗りプロまでお気軽にご相談ください!

塗装歴10年以上のベテランの職人がお客様の大切なお家をしっかりと点検させていただきます。
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